ポリシー

作曲塾は、作曲・アレンジを中心に据えた音楽教室です

ちいさな町のちいさな音楽教室ですが、巷にあふれる音楽教室やミュージックスクールとはちょっと違います。
私たちは音楽家なら音楽講師をやっていいなどという安易な気持ちで教えてはいません。難しいと思われがちな作曲理論を、少しの努力だけで身につけられるよう教え方に工夫を凝らしています。常に教え方を見直し研鑽するというのは本当なら他の教室と切磋琢磨したいポイントですが、残念ながら現在の日本ではそれこそが作曲塾の個性、特徴、なのです。

カリキュラム&教え方に自信があります


・ 貴方が“とにかくどんどん作って先生から添削してもらえば実力アップする”と考えているなら、それは思いこみです。体系づけられていない場当たり的なアドバイスなら近所の兄ちゃんにでもできます。添削は、生徒がどういう曲を作ろうとしているかの理解がまずあって、それを元に講師が問題点を把握し、それを講師と生徒の間にある共通の概念を用いて説明してはじめて効果を発揮するものです。理論の勉強とはその講師と生徒の間に共通の概念を作り上げるためのプロセスです。


・ 作曲塾のカリキュラムでは、作りたい方向を狙える為の基礎概念を身につけていきます。歌謡曲とクラシックの聞こえ方の違いが構造の違いで説明できるように、日本特有のロックと欧米の一般的なロックの違いは構造で説明できます。同じように同じジャンル内の違うアーティスト同士のようなもっと細かい違いも全て構造で説明できるはずなのです。作曲塾で学べば、書きたい曲調をピンスポットで狙えます。


・ 理論の勉強は難しい、と感じて挫折する人が多くいます。責任感の強い学校の先生が算数で落ちこぼれた児童をなんとかすくい上げようとする、あの努力のレベルで理論をかみ砕いて説明する、という姿勢がこれまでどこの音楽教室にも見られませんでした。わかりやすく教えるために工夫し努力している教室なら、どこよりも理論の敷居は低いはずです。作曲塾では独自のカリキュラムを構築しただけでなく、教え方を統一し講師のレベルを一定の水準に保つため、アニメーションや動く教材などを豊富に開発してレッスンに使用しています。五線の読み書きや楽器演奏も前提としませんので他のカリキュラムで挫折した人も作曲塾では無理なく学べます。

プロデビューを応援しません


・ デビューする事が一番の関心事で、わけもなく焦りながらオーディション情報ばかり漁っている若者たち。音楽に深い興味を抱いているようにはとても見えません。一方で、業界へのコネを謳い、いびつな欲望をあおる事で経営を成り立たせている大手スクールがあります。私たちには、そのような商売の仕方がいかがわしく思えて仕方ありません。


・ 作曲塾に期待して欲しいのは、作曲能力のアップだけです。必要なものが身に付いたとき、ある人は生まれた子供のために子守歌を作り、ある人は自作の映像作品にオーケストラ曲を書き下ろす。そういう様々な作曲のありようを、作曲塾は育てたいと思っています。


・ いかに目指す音楽を作り出すか? 教室ではそれだけに焦点があたるべきです。プロデビュー可能なレベルに達した時、どうやって自分を売り出していくかは教室を離れた本人の問題なのですから。講師の業界的な経歴に目を輝かせたり、同じクラスの生徒さんが既にデビューを果たしていることを知った途端態度を変えたりする人は作曲塾には向いていません。